Amazonで相乗り出品者が増えたことに気づく方法

出品者が増えてから気づくと相場が下がっています。出品者数の増減を条件にして早く気づく方法をまとめました。

相乗りは、増えてから気づくと手遅れになりやすい

自分が出品している商品に他の出品者が加わったことは、Amazonの標準機能では知らされません。 出品者が2人、3人と増えていくと価格競争が始まり、 気づいたときには相場そのものが下がっているということが起こります。

出品者が増えた直後であれば、次のような選択肢があります。

  • 価格を維持して様子を見る
  • 在庫を早めに消化する
  • 追加の仕入れを止める

いずれも「増えたことを早く知る」ことが前提になります。

セラーセントラルでは出品者数を追えない

セラーセントラルは自分の出品と売上を管理する場所であり、 その商品に何人が出品しているかを継続的に記録する機能はありません

商品ページを開けばその時点の出品者一覧は見られますが、 「先週は何人だったか」は分かりません。 増減の傾向をつかむには、自分で記録を取り続ける必要があります。

出品者数の増減を条件にする

WatchBellでは、出品者数を監視対象として指定できます。 全体の出品者数だけでなく、コンディション別・発送方法別にも分けられます。

指定できる項目 内容
すべてのコンディションの出品者数 その商品の出品者数の合計
新品/中古/コレクター別の出品者数 自分と同じコンディションの相手だけを見る
自己発送別・FBA別の出品者数 FBA出品者の増加など、発送方法を絞って見る

例1: 出品者が増えたとき

比較の相手に「直前の値」を選べるため、 「出品者数が直前より増えたら」という条件が作れます。 人数を直接指定して「出品者数が10以上になったら」とすることもできます。

例2: 出品者が減ったとき

増加だけでなく減少も検知できます。 「出品者数が1に減ったら」という条件にしておけば、 競合が抜けて値上げできる余地が生まれたタイミングに気づけます。 相乗り対策は「増えたとき」だけの話ではありません。

例3: 新品FBAの出品者が現れたとき

「新品FBAの出品者数が0から増えたら」のように、 自分の販売に影響が大きい相手だけを対象にできます。

出品者数の監視はASIN単位です。 すべての自出品ASINにまとめて適用することも、特定のASINだけに適用することもできます。

出品者数の増減を条件に指定するウォッチ作成画面
ウォッチ作成画面

増えた「あと」をどう見るか

通知履歴には変化の前後の値が残るため、 「出品者数が3から5に増えた」といった形で差分を確認できます。

商品ページのグラフでは出品者数の推移を期間で切り替えて確認できます。 一時的に増えただけなのか、増え続けているのかで取るべき対応は変わります。 価格の推移と重ねて見れば、出品者の増加が実際に値崩れにつながっているかを判断できます。

出品者数と最安値の推移を表示する詳細グラフ画面
出品者数と最安値の推移を同じ画面で確認できます

特定の出品者を名指しで監視する

価格・出品のウォッチでは、出品者IDを条件に指定できます。 繰り返し同じ商品に相乗りしてくる相手がいる場合、その出品者を名指しで条件にできます。

ただし判定に使えるのは、Amazonから取得できる上位の出品情報に含まれる範囲です。 出品者が多い商品では、上位に入っていない出品者の動きは検知できないことがあります。 取りこぼしたくない場合は、出品者IDを指定したウォッチとは別に、出品者数の増減を監視するウォッチも作成してください。 出品者IDは「価格・出品」、出品者数は「出品者数」と監視対象が異なり、1つのウォッチにまとめることはできません。 2つに分けておけば、個別の出品者を特定できなくても「増えたこと」自体には気づけます。

出品者IDどうしはAND/ORで組み合わせられるため、 「指定した3名のいずれかが出品を開始したら」といった形にもできます。 こちらは同じ「価格・出品」の監視対象の中での組み合わせなので、1つのウォッチで作れます。