Amazon出品者向け 価格推移グラフの見方

「最安が下がった」だけでは動くかどうかを決められません。送料・ポイント・FBAを切り分けてグラフを読む手順をまとめました。

価格・在庫・出品者数・ランキング・カート獲得者の5段グラフを上から順に確認する流れを表したイラスト
価格だけでなく、在庫・出品者数・ランキング・カート獲得者を並べて動きを読みます

この記事で分かること

  • 価格推移グラフの5つの段(最安値・自在庫数・出品者数・ランキング・カート獲得者)の並びと意味
  • 送料・ポイントを含めた実質の支払額で読む方法
  • FBAと自己発送、カート価格の動きを切り分けて、自分の価格を判断する読み方

グラフを読む順番

  1. 1

    期間とコンディション

    1ヶ月・3ヶ月・12ヶ月と、すべて/新品/中古/コレクターを選びます。

  2. 2

    条件をそろえる

    送料・ポイントの切替で、比べたい支払額の形にそろえます。

  3. 3

    どこが動いたか

    FBA・自己発送・カートのどれが動いたのかを切り分けます。

「最安が下がった」だけでは、動くかどうかを決められない

同じ「最安◯円」でも、送料が別に必要な出品と送料込みの出品では、購入者が払う額が違います。 ポイントが付く出品も、実質の負担は表示価格より小さくなります。

さらに、下がったのがFBAの出品か自己発送の出品かによって、 自分の売れ行きへの影響は変わります。 価格推移グラフは、この切り分けをするために見ます。

グラフは5段。上から順に見る

1段目

最安値

コンディション別・発送方法別の価格の推移。参考価格の線も重ねて表示します。

2段目

自在庫数

自分の在庫の推移。価格の動きと売れ方を突き合わせられます。

3段目

出品者数

相乗りの増減。価格が動いた時期と重なっているかを見ます。

4段目

ランキング

売れ筋順位の推移。値下げのあとに順位が動いたかの確認に使います。

5段目

カート獲得者

カート(おすすめ出品)を取っていた側の推移。入れ替わった時期を確認できます。

期間は1ヶ月・3ヶ月・12ヶ月から選べます。 直近の判断は1ヶ月、季節性や相場の下がり方を見るときは12ヶ月、というように切り替えます。

見たい線だけを出す

コンディションは「すべて」「新品」「中古」「コレクター」から選びます。 選んだコンディションに応じて、表示できる線のボタンが変わります。

ボタン 出る線
カート カート(おすすめ出品)を取っている出品の価格
FBA FBAの出品に絞った価格。自己発送との差が読める
良い以上/非常に良い以上/ほぼ新品 中古のサブコンディション別の価格
アマゾン本体 Amazon自身の出品の価格
自出品/全出品 自分の出品の価格と、商品全体の価格

グラフの上には、表示している線ごとの期間中の平均額が出ます。 線の上下だけでなく、平均がどのくらいかも判断の材料になります。

送料・ポイントを切り替えて、支払額でそろえる

送料

価格に足して表示する

初期状態でオンです。送料が別に必要な出品と、送料込みの出品を同じ土俵で比べられます。

ポイント

価格から引いて表示する

初期状態ではオフです。オンにすると、ポイント分を差し引いた実質の負担で比べられます。

上下拡張

縦軸の下限を外す

オフのとき縦軸は0から始まります。オンにすると値に合わせて範囲が狭まり、小さな上下が読み取りやすくなります。

比べるときは、自分の出品と同じ条件にそろえてから読みます。 送料をオフにしたまま送料別の出品と比べると、実際より安く見えます。

読み方の例|どこが動いたかで対応が変わる

グラフの動き 読み取れること
FBAの線だけが下がった FBA同士の競争が起きている。自己発送で出しているなら、すぐ追随しなくても影響が小さいことがある
自己発送だけが下がり、FBAは動かない 送料込みの実質額では差が小さい場合がある。送料をオンにして確認する
カートの線だけが下がった カートを取っている出品が入れ替わった可能性がある。カート獲得者と出品者数の段も合わせて見る
価格が下がり、出品者数も増えている 相乗りの増加が価格に影響している。在庫の販売計画を見直す材料になる
価格は動かず、自在庫だけ減っている 値下げせずに売れている。補充の判断に進む

グラフから分かるのは「いつ・どの条件の価格が動いたか」までです。 理由までは断定できないため、対応を決めるときは在庫・利益・仕入れの都合とあわせて考えます。

グラフを見に行く前に、通知で気づく

グラフは、変化に気づいたあとで確認するための場所です。 気づくところはウォッチが受け持ちます。

価格・競合・在庫の3つの変化をまとめて見たい場合は、 競合監視ガイドから、 目的に合う記事をたどれます。